ノアの方舟―大洪水が全世界をおおった証拠はあるのか?

ノアの洪水は 全世界をおおったか?―創造の疑問に答える

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本記事は、書籍「創造の疑問に答える」(バイブル&クリエーション出版)からの転載となります。
なお、転載にあたっては、以下の版元の許可を得ています。
 ・Creation Ministries International  http://creation.com

 ・バイブル&クリエーション http://b-c.jp

書籍「創造の疑問に答える」については、以下のウェブページで紹介されています。
 ・国内 http://gophertree.jp/dvds.html
 ・海外 http://creation.com/japanese

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ノアの洪水は 全世界をおおったか?―創造の疑問に答える 10章

  1. このことは問題か?
  2. 聖書は全世界をおおった洪水だと言っているか?
  3. 聖書以外にそのような洪水の証拠はあるか?

今日、多くのクリスチャンは、ノアの時代の洪水は、メソポタミア地方の局地的な洪水であって、決して全世界をおおったのではないと主張します。考古学者らによる中東の泥岩堆積層の発見、最近の黒海地方洪水の証拠の発見によれば、聖書の洪水とは、実際は局地的なものであったはずだと言うのです。

局地的な洪水という説は、一般的に受け入れられ易いのです。なぜなら、地下の化石は長い地質年代をかけて順に出現した生物の記録であるという進化論の解釈が一般に受け入れられ、広く信じられているからです。

かつて、ほとんどの科学者らは(水による堆積に埋め込まれた)化石はノアの大洪水の結果であると考えていました。しかし、進化論に従って、化石が何十億年もかけてできたはずだと考えている人たちは、そう説明するためにノアの洪水の証拠を排除してきました。いわゆる局地的な洪水以外には何もなかったという信仰です。しかし、もし、聖書の視点で考えるなら、ノアの洪水の証拠は溢れるほど見えてきます。皮肉って、「信じていないなら見えるはずがないでしょう」とおっしゃるかもしれませんが。

化石が長い地質年代を経て埋蔵されたと考えている人は、その考えが聖書に書かれた‘堕落’を奪い去る結果になることには気づいていないのでしょう。化石を調べると、そこには病気の痕跡が見られますが、その考えでは人類の出現前に艱難も死もあったことになります。すなわち、アダムとエバの罪によって世界に艱難や死がもたらされる前に、艱難も死もあったことになってしまうのです。それだけでなく、キリストの死と復活の意味をも壊してしまいます。そのような考えはまた、創造主が創造を終えたとき、「非常に良かった」と仰せられた意味をすべて奪い去るのです(第2章参照)。

‘全体的’、‘世界的’なノアの洪水はあったが、地球全体をおおったとは信じていない説教者もいます。彼らは、聖書がはっきり教えていることを横に置き、再解釈の信仰を如才なく提唱しています。彼らにとって‘全体的、世界的’とは、洪水当時の人間が居住していた範囲のことです。当時、人間はメソポタミア低地にのみ住んでいたので、洪水が彼らを滅ぼすのに全世界を覆う必要はなかったと言うのです。

地球をおおった洪水の聖書的証拠

局地的な洪水は聖書に当てはまりません。そのことを説明しましょう。

箱船の必要性

もし、局地的な洪水なら、なぜノアは箱船を造らなければならなかったのでしょうか? 彼は山に逃げることができたはずです。ノア一家は1日に20km歩けば6ヶ月で3000km以上旅ができます。創造主はただノアに逃げるように警告したはずです。ソドムにいたロトにそうされたように。

箱船の大きさ

もし、局地的な洪水なら、世界中のすべての種類の陸上の脊椎動物を収容するのに十分な大きさを持つ必要があるのでしょうか? もし、メソポタミア地方の動物、あるいは家畜だけを乗せるのなら、箱船ははるかに小さくてよかったはずです。a

 

箱船の大きさは、全世界的洪水の場合にのみ理にかなっています。

箱船の大きさは、全世界的洪水の場合にのみ理にかなっています。

箱船に動物を乗せる必要性

もし、局地的な洪水だったなら、なぜ神(創造主)は動物が滅びないようにと箱船に乗せたのでしょうか? その地域の動物が全滅したとしても、他の群れが子孫を残してそれぞれの種を保存できたでしょうに。あるいは、洪水のない地域に移動させることだってできたはずです。

箱船に鳥を乗せる必要性

もし、局地的な洪水なら、なぜ鳥が箱船に乗せられたのでしょうか? 翼のある鳥は難なく遠くの高いところに移動することができます。鳥は一日に数百km飛ぶことができます。

全世界に及んださばきです

もし、局地的な洪水なら、その地域に住んでいない人たちは洪水に巻き込まれなかったでしょう。彼らは神(創造主)のさばきを免れたことになります。創造から何世紀も経っているのに、だれも他の地域に移住していなかったということがあるでしょうか? また、局地的な洪水の周辺部に住んでいた人たちは近くの高い所に移動して、溺死しなかったはずです。しかし、イエスは、その洪水が箱船以外のすべてを消し去ったと告げています(マタイ24:37~39)。

当然のことですが、局地的な洪水を信じている人は一般に、この世界は古くて、人々は洪水前に何万年間もそこにいたと言います。もしそうなら、全人類がメソポタミア低地に押し留められ、人口が増えても外部に移住しなかったというのでしょうか。考えられません。

洪水はいずれ起こるさばきの型です

キリストは、いずれ起こる世界のさばきをノアの時代に起こった‘すべての人’のさばきに結び付けています(マタイ24:37~39)。第2ペテロ3章では、いずれ来る火によるさばきをノアの洪水の水によるさばきに結び付けています。ノアの時代のさばきが部分的なものであったなら、これから来るさばきも部分的なものでしかないという意味になってしまいます。

水は山の上にあった

もし局地的な洪水なら、水が山の上15キュビト(8m)にまで達し得たでしょうか(創世記7:20)? 水は水平になろうとします。水がその地域の山を覆いながら、地域外に影響しないはずがありません。b

洪水の期間

ノアと家族らは1年と10日間箱船にいました(創世記7:11、8:14)。局地的な洪水なら期間が長すぎませんか? 山の頂が現れるまで7ヶ月以上かかったのです。そんなに長い間、山も現れなかったのですから、局地的な洪水であるわけがないでしょう。

創造主が約束を破った?

局地的な洪水で道路が浸水しました(インド)。もし、ノアの洪水が局地的なら、創造主はもう洪水を起こさないと約束されたのは、何のことだったのでしょうか?

 

もし局地的な洪水なら、神(創造主)は、そのような洪水は二度と起こさないと約束されたことを破られたことになります。最近、大規模の局地的洪水がよく起こっています。たとえば、バングラデシュで国土の80%が水浸しになりました。2002年にはヨーロッパでも起こりました。

すべての人はノアと彼の家族の子孫です

アダムの家系(創世記4:17~26、5:1~31)とノアの家系(創世記10:1~32)がすべてを占めています。洪水前の人はアダムから、洪水後の人はノアから来ているということです。ノアの子孫はバベルに集まって住み、「地を満たせ」という主の命令を無視していました(創世記9:1)。それで、神(創造主)は彼らの話し言葉を多くの言語に分けて混乱させ、世界に散らしました(創世記11:1~9)。

世界のすべての人がノアから来ている圧倒的な証拠があります。世界中のあらゆる文化の中にノアの洪水伝説が見られるのです。北米、南米、南太平洋の島々、パプアニューギニア、日本、中国、インド、中東、ヨーロッパ、アフリカなどです。1 そのような伝説を何百と集めましたが、離散したバベルに近い地域のものほど聖書の記事に酷似しています。(たとえば、ギルガメシュ叙事詩)

創世記6~9章にあるヘブル語のことば2

  • ‘地球’(ヘブル語:erets)という単語が創世記6~9章の洪水の記事、また創世記1章の中に計46回出てきます。特に創世記6:6~7で全創造に完全に結び付いていることからも、全世界の洪水であることは明らかです。さらに、神(創造主)のさばきは、すべて肉なるものだけでなく、地も滅ぼされると宣言されています。

そこで、神はノアに仰せられた。「すべての肉なるものの終わりが、わたしの前に来ている。地は彼らのゆえに、暴虐で満ちているからだ。それで今わたしは、彼らを地とともに滅ぼそうとしている。」(創世記6:13)

  • ‘全地の面’ということば(創世記7:3、8:9)は、アダムとエバが植物を食物として全地の上に与えられたという創造の記事(創世記1:29)にはっきり結びついています。神(創造主)の命令は普遍的であり、全世界に及んでいることは明らかです。創造主は、創世記のバベルの塔の離散の箇所においても、世界の地の全面という文脈でその表現を用いています(創世記11:8、9)。創世記では同じ表現は他にありません。
  • ‘地の面’ということばは洪水の記事の中に5回使われていますが、全世界の創造という文脈に帰着します。やはり、全世界の洪水であることが強調されています。
  • ‘すべての肉なるもの’(ヘブル語:kol-basar)は洪水の記事の中で12回使われていますが、創世記の他の箇所にはありません。神(創造主)は、箱船の中のもの以外の‘すべての肉なるもの’を滅ぼそうと仰せられ(創世記6:13、17)、c そしてそのようにされました(創世記7:21、22)。洪水の文脈では、‘すべての肉なるもの’とは人と同じように鼻で息をする陸上の動物すべてを含むことは明らかです(創世記7:21~23参照)。‘すべての肉なるもの’はメソポタミア低地のものだけということはあり得ません。
  • ‘すべての生き物’(ヘブル語:kol chai)も洪水の記事(創世記6:19、8:1、17)と創造の記事(創世記1:28)に使われています。創造の記事の箇所は、アダムとエバが動物を支配するという文脈のところです。神(創造主)は、「わたしが造ったすべての生き物を地の面から消し去る」と仰せられ、そのとおりになりました。―― ただノアと彼といっしょに箱船にいたものたちだけが生き残りました(創世記7:23)。
  • ‘天の下にある’(創世記7:19)は旧約聖書の洪水の記事以外で6回使われていますが、常に全世界の意味です(申命記2:25、4:19、ヨブ28:24、37:3、ダニエル9:12)。たとえば、「天の下にあるものはみな、わたしのものだ」(ヨブ41:11)。
  • ‘巨大な大いなる水の源’は洪水の記述(創世記7:11、8:2)と箴言8:28にあります。‘大いなる水(The deep)’(ヘブル語:tehom)は創造(創世記1:2)に由来し、それは陸地が造られる前に世界全体をおおっていた海のことです。そして、ただ一つの‘巨大な大いなる水の源’ではなく‘巨大な大いなる水の源がことごとく’張り裂けたのです。
  • ヘブル語には洪水を意味する特別なことば:Mabbulがあります。13箇所、いろいろな局面でノアの洪水を参照して使われています。創世記以外では、詩篇29:10で、大洪水のとき御座に着かれた主の全世界主権を讃えています。新約聖書にも洪水を意味する特別なことばcataclysmosがあり、英語のcataclysm(大洪水)はここから来ています。

創世記9章の命令は創世記1章の命令と同じです

創世記9:1で創造主が人に与えたのは、創世記1:28の命令そのものでした ――「生めよ。ふえよ。地に満ちよ」。創造主はまた、‘地の上を動くすべてのもの’(創世記9:2、参照1:28)の支配を人にゆだね、そして人は食べてよいものとそうではないものを教えられましたが、そのことも創世記1:29~30と同じです。創世記1章にあるそれらの命令の範囲は全世界であり、洪水後、その範囲に人は住むようになりました。もし、アダムとその子孫が全地球を統治することになっていたとすれば、それはノアとその子孫であるわけです。もし、創世記9:1の‘地’が全地球のことと認めるなら、それはすなわち、創世記8:13の洪水も全地球のことになるのです!

新約聖書は洪水が全世界規模であったと告げています

新約聖書にも洪水の言及がありますが、世界全体を表すことばが使われています。「洪水が来てすべての物をさらってしまう」(マタイ24:39にあるイエスのことば)、「洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました」(ルカ17:27にあるイエスのことば)、「また、昔の世界〔ギリシャ語:kosmos〕を赦さず、義を宣べ伝えたノアたち八人の者を保護し、不敬虔な世界に洪水を起こされました」(2ペテロ2:5)、「わずか8人の人々が・・・水を通って救われた」(1ペテロ3:20)、「ノアは信仰によって・・・世の罪を定め」(ヘブル11:7)、「当時の世界は、その水により、洪水におおわれて滅びました」(2ペテロ3:6)。これらの箇所は地域的な洪水ではなく全世界的な洪水のことを言っているのです。

全世界的洪水に対する反論に答える

反論1:‘すべて’は必ずしも‘全部’ではない・・・3

‘すべて’ということばは必ずしも全部の意味ではなく(例:マルコ1:5)、洪水の記事にある‘すべて’も洪水が全世界的であったと理解すべきではないという人がいます。すなわち‘すべて’は局地的な洪水に使われているという主張です。しかし、ことばの意味は文脈に従わねばなりません。たとえば、ルカ2:1にある‘全’の文脈については、‘全世界’とはローマ帝国全体のことであることがわかります。ですから、その文脈では、その‘すべて’とは全世界の小さな地域をまとめて言っているわけではありません。

しかし、創世記6~9章の‘すべて’の意味を特定するには文脈を考慮する必要があり、外部から考えを持ち込むべきではありません。

‘すべて’(ヘブル語:kol)は創世記6~9章の85節にわたって72回使われていますが、創世記全50章中にある数の21%に相当します。

創世記7:19には「天の下にあるどの(kol)高い山々も、すべて(kol)おおわれた」とあります。ここでは、すべて(kol)という語が重ねて使われています。ヘブル語のこの用法はあいまいさを排除する強調表現です。この箇所を、強調を踏まえて忠実に翻訳すれば、「全天の下にあるすべての高い山々」になります。レオポルトは、彼の正当的な創世記注解書にこう記しています。「・・・原文はノアの洪水が全世界をおおったのかという疑問に決着をつける。」4

反論2: 洪水後の地理は洪水前と変わっていない・・・

チグリス川とユーフラテス川はエデンの園の記事にあり、現在もそれらの川は存在しているので、ノアの洪水は世界の地誌を変えたはずはなく、洪水は局地的だったに違いない、という人がいます。d

しかし、エデンの園と現在の世界とでは地誌的に大きく異なります。エデンから流れ出した川は4つの川に別れ(創世記2:10~14)、その2つは、チグリスとユーフラテスと呼ばれていました。ですから、洪水前は、それらの川の源は同じであり、今日とまったく違っていました。他の二つはピションとギホンという川でした。ピションの名は洪水後なくなり、ギホンはダビデ、ソロモン、ヒゼキアの時代にエルサレム近郊の泉にその名を残しました。e

洪水後の世界は洪水前の世界と同じではありません。「では、なぜチグリスとユーフラテスは今も残っているのか?」という質問にこう答えることができるでしょう。オーストラリアにもリバプールとニューキャッスルという町があり、北アメリカにもロンドン、オックスフォード、ケンブリッジという町があるのと同じです。洪水で生き延びた人たちがおなじみの名前を付けたのでしょう。

‘墓場’と呼ばれる化石は世界中にあります。多くの動物がまとめて流され、埋められて化石化した様子は洪水のような水の災害に見舞われた証拠です。

反論3: 地質学上の記録にそのような洪水の証拠がない・・・

世界をおおった洪水なら、箱船に乗らなかった動物、鳥、人間に何が起こったのでしょうか? 世界中で、地層の上に地層が積み重なっており、水によって堆積した土砂の中におびただしい数の死骸が見つかるのです。それらの保存状態は、急速に埋められ、化石化したことを物語っており、まったくそのような大洪水に見舞われたかのようです。

地層が急速に次々と堆積し、地層と地層の間に時間差がなかった証拠はあり余るほど存在しています。動物の足跡、さざなみの跡、雨だれの跡でさえ残っており、それらが急速に埋められ、保存された証拠です。

珪化木(立ち木の化石;多くの地層を貫いているものもある)は地層が即座に堆積したことを物語っています。地層の境目には侵食された跡もなく、土壌の層もなく、動物の隠れ穴や草の根もないことは、地層が短時間に連続して堆積した証拠です。分厚い堆積層が亀裂や崩壊もなく大掛かりに変形しているのは、それらが褶曲した時、まだ十分に軟らかかったことを示しています。下部の多くの同質の地層に結合している砂岩の溝や管は、その下部の地層がまだ軟らかくて水を十分含んでいたことを示しています。砂岩の溝や管は圧搾すると砕かれてしまうからです。このことも多くの地層が急速に堆積した証拠です。世界中で見られる地質学的特徴と岩の質は世界的な洪水があったということに一致します。実際、モリソン砂岩層はテキサスからカナダまで広がっているのであり、そこまで広範囲に堆積層が形成されるような地質学的プロセスは現在の地球にありません。―― 多くの人が信じている「現在は過去を知る鍵である」という考えが間違いであることははっきりしています。

(上)さざ波の模様は洪水のような災害で急速に埋められたことを示しています(三畳紀下部の岩盤、イギリス)。 (下)褶曲した地層。粉砕もなく、熱で溶けた様子もない。砂や泥が固まって岩になる前に褶曲したことを示しており、ノアの洪水の時に急速に堆積したならつじつまが合います。人の大きさに注意。 (ニュージーランド、オークランドの東海岸)

実際、過去について創造主が示されたことが現在を知る鍵なのです。

不整合(ある地層が別の傾いた地層と合わさって断絶している)の所在が限られていることも世界的洪水を裏付けています。他にもノアの洪水の証拠は満ち溢れているのです。5, 6

問題はそれらの証拠というより証拠を見る目(心の状態)にあるのでしょう。一人の地質学者は、クリスチャンとして、聖書からそれが世界をおおった洪水であるはずだと確信するまで、それらがノアの洪水の証拠であるとは思えなかったと証言しています。そして彼は今、いたるところでその証拠を見ているといいます。聖書はこう言います。人が創造主から離れたことで愚かな者となり(ローマ1:18以降)、心は鈍くなって真理を悟らないのだと。(使途28:25~27)

まとめ

全世界的かつ地球全体をおおった洪水を聖書ははっきり教えています。それ以外は聖書の外からの考えです。聖書の枠組みで考えるとき、岩石や化石という物的証拠がみごとに聖書の記述に適合していることを発見するのです。f

それだけでなく、かつて創造主の水によるさばきが実際にあったということは、いずれさばきが、そう、火によるさばきが現実に来ることの警告です。その備えをすべきでしょう(第2ペテロ3:3~13)。キリストに属していなければ神(創造主)のさばきに遭うというのです(ヨハネ3:36)

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第10章の‘注’

  1. Frazer, J.G. 1918. Folk-lore in the Old Testament: studies in comparative religion, Vol.1, Macmillan, London, pp.105~361.
  2. Davidson, R.M., 1995. Biblical evidence for the universality of the Genesis Flood. Origins 22(2):58~73.
  3. For a full treatment, see Kruger, M., 1996. Genesis 6-9: Does ‘all’ always mean all? Journal of Creation 10(2):214~218.
  4. Leupold, H.C., 1942. Exposition of Genesis, Baker Book House, Grand Rapids, MI, USA, vol.1, pp.301~302.
  5. Morris, J.D. 1994. The Young Earth, Master Books, Colorado Springs.
  6. Austin, S.(Ed.), 1994. Grand Canyon: Monument to Catastrophe, Institute for Creation Research, Santee, CA, USA.

a  第13章、203ページ~ 参照

b エベレスト山の頂上部に海洋生物の化石があります。海には大量の水があり、海洋底も含めて地球の表面を平らにすると地球全体が3.0kmの深さの水で覆わ れてしまいます。その水は現在のエベレストの頂上を覆うほどではありませんが、ノアの洪水以前の高い山々が覆われ得ることを示しています。それがどのよう にして起こったかについては、第11章を参照ください。

c 創世記6:13の‘all fresh(すべての肉なるもの)’を間違えて‘all people’と訳している版があります(たとえばNIV、しかしKJVとNASBは正確)。これは、‘all fresh’の意味ではないことが創世記7:21の用法で明らかです(ここではNIV は‘all flesh’を正しく‘every living thing(生きているものすべて)’と訳しています)。

d たとえば、Young, D.A., 1977. Creation and the Flood: an alternative to Flood geology and theistic evolution, Baker Book House, Grand Rapids, MI. USA, p.210. 残念なことに、ヤング博士はこの本を著した後、有神進化論に傾倒しました。‘漸進創造論者’の考えを支持したことで、聖書を妥協的に解釈してしまいました。

e 第1列王記1:33、38、45、そして第2歴代誌32:30、33:14のギホンの泉は、今日のチグリス・ユーフラテス川の流域にはなく、エデンから4つに別れた川とも無関係です。

f  ノアの洪水と箱船の詳細については第11~15章を参照ください。

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