コロナワクチンは獣の刻印666なのか?反キリストのデジタル独裁管理社会を予告する聖書の終末預言


今回の記事では、昨今のコロナパンデミックやワクチンの問題が、聖書の終わりの日についての終末預言とどのように関連しているのかを説明していきます。該当の聖書箇所は、特に世の終わりに出現する反キリスト(獣)の独裁支配について、その世界統一の時代になされる獣の刻印666の強制について預言している黙示録13章です。

本記事のタイトルのテーマを扱う前に、これまでの動画で確認してきたことを簡単にまとめておきます。昨今のコロナパンデミック騒ぎやワクチンパスポートの流れは、偶然に起きてきたことではありません。それは、世界経済フォーラム、ダボス会議に連なるグローバリストたちが、グレートリセットによってグローバルなデジタル管理社会を構築しようとするための重要なステップだったのです。

それはどちらかと言えば、以前から構想を重ねてきたグレートリセットを進める上で、コロナパンデミックが重要な役割を果たしたというよりは、グレートリセットを効果的に進めるためにコロナパンデミックを意図的に引き起こした、ということでしょう。

ちなみに、ダボス会議のメンバーが基本的に共有している考えとは、次のようなものです。(国際政治学者、サミュエル・ハンティントン)

  • 国家への忠誠を必要としない
  • 国境を障害と見做す
  • 国家権力を過去の遺物と見做す
  • エリートのグローバルなオペレーションだけが必要だと考える

つまり、一部のグローバリストたちによって最終的に世界を管理していく、マイクロチップの埋め込みやAI等の最新のテクノロジーを用いた超管理社会をもたらしていく、それがWEFのアジェンダだということです。これは陰謀でも妄想でもなく、少し調べれば誰でも確認ができる「公のアジェンダ」であり「事実」です。

では、このような人たちが、世界の権力のかなりの部分を握っているという世界の状態と今後の行く末が、聖書の預言とどう関係してくるのか、ここが今回の記事でお話をしたいテーマになってきます。

666による超管理社会、獣による独裁支配

今回のテーマと特に関係する聖書箇所は、聖書の巻末の書簡『ヨハネの黙示録』にあります。13章を見ていきましょう。

“この獣には、大言壮語して冒涜のことばを語る口が与えられ、四十二か月の間、活動する権威が与えられた。6 獣は神を冒涜するために口を開いて、神の御名と神の幕屋、また天に住む者たちを冒涜した。7 獣は、聖徒たちに戦いを挑んで打ち勝つことが許された。また、あらゆる部族、民族、言語、国民を支配する権威が与えられた。・・・

14 また、この獣は、あの獣の前で行うことが許されたしるしによって、地に住む者たちを惑わし、剣の傷を受けながらも生き返ったあの獣の像を造るように、地に住む者たちに命じた。15それから、その獣の像に息を吹き込んで、獣の像がものを言うことさえできるようにし、また、その像を拝まない者たちをみな殺すようにした

16 また獣は、すべての者に、すなわち、小さい者にも大きい者にも、富んでいる者にも貧しい者にも、自由人にも奴隷にも、その右の手あるいは額に刻印を受けさせた。17 また、その刻印を持っている者以外は、だれも物を売り買いできないようにした。刻印とは、あの獣の名、またはその名が表す数字である。18 ここに、知恵が必要である。思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。それは人間を表す数字であるから。その数字は六百六十六である。” 黙示録13章5~18節

この預言は、イエスの使徒ヨハネが、二千年前に「世の終わりに起こる出来事」としてイエス・キリストから与えられた啓示です。それによると

  1. 「獣」という独裁者が現れて、「四十二か月の間」(三年半)の間、「あらゆる部族、民族、言語、国民を支配する権威」を持つことになります。
  2. また、「神の御名と神の幕屋、また天に住む者たちを冒涜」し、イエスを信じる「聖徒たち」を迫害し殺したりするようになります。このことから、一般的にクリスチャンの間では、「獣」は「反キリスト」と呼ばれます。キリストに敵対する最大の人物として世に現れるからです。
  3. 獣の偶像が造られて、全世界がその像を拝むよう強制されます。拝まない者はみな殺されるようになります。
  4. また獣は、「すべての者に、・・その右の手あるいは額に刻印を受けさせ・・その刻印を持っている者以外は、だれも物を売り買いできないように」にします。「売り買い」とは売買を伴う経済活動のことですので、獣は三年半の間、全世界の経済を完全にコントロールし、自分に従わない者たちの経済活動の権利を容赦なく奪うようになります。つまり、完全な管理社会の実現です。

以上が、世の終わりに起こると聖書が預言している出来事です。ぞっとする内容ですが、全世界の歴史と人々の生死を左右する重要な問題ですので、しっかりと向き合って考えていきましょう。

獣の時代とグローバリズム

まず、以上のことが聖書の預言通りに世の終わりに起こるのであれば、この世界の流れは、一人の独裁者による世界支配が可能となる体制へと徐々に向かっていくはずです。やがて悪魔の力によって一時的にもたらされる世界統一に向けて、その体制を準備するエリートたちが世界的に起こされていくはずです。

そして現在の世界を見ると、ダボス会議に参加するような人々が、その聖書預言と合致するような世界の実現に向けて動いている、という事実を確かに目の当たりにするわけです。もっとも、こうした動きは最近に突如として出てきたものではなく、悪魔の意志を行うエージェントたちによって、少なくとも200年以上の時間をかけて準備されてきたものです。その間、そのエージェントたちは、銀行制度やエネルギーやメディア等をはじめとする国際的企業の多くを傘下に収めることに成功してきました。

こうした背景を踏まえ、聖書預言の神の視点を理解し、大局的に世界の流れを見る時に、昨今のパンデミックや世界各国で行われたワクチンの強制などは「黙示録の獣の時代の到来」を予期させるものとして、十分なしるしとなっていたのです。

つまり、グレートリセット・グローバルな管理社会を目指す人々が現れ、世界が全体としてそのような方向へ向かっている、という事実は、聖書の終末預言の成就の一貫であり、その預言のタイムテーブルにおいて、今が世の終わりの直前の時代であることを物語っているのです。

コロナワクチンやワクパスは獣の刻印666か?

獣の刻印666ではない理由

そこで、昨今のコロナワクチンが、聖書で預言されてきた「666」なのでは?と考える人々が多数出てきました。すでにお読みした黙示録13章をちゃんと読めばわかりますが、コロナワクチンそのものは「獣のしるし、666」では全くありません。

獣の刻印が登場するためには、そもそもまず全世界を完全に独裁支配する獣なる人物が現れなければならないからです。そして、そのような人はまだ世界の表舞台には登場していません。加えて、獣の刻印は、「全ての人間」に対して、「反キリストへの崇拝」「経済活動のコントロール」と結びつけて行われるものです。当然ながら、まだワクチンはワクパスはそこまでの強制力を持っていません。以上の理由から、今回のワクチンやワクチンパスポートは獣の刻印666ではありませんでした。

獣の刻印666と無関係ではない理由

では、それらは獣の刻印と全く無関係でしたか?と聞かれると、そうではないと私は考えます。なぜなら、すでに述べたように、コロナパンデミック~ワクチンやワクパスの流れは、明らかにグレートリセットを進める上で重要だと、クラウス・シュワブ氏自身が述べているからです。そして、そのような流れの中で、コロナワクチンやワクパスの問題を見る時に、それらが明らかに最終的に登場する獣の刻印への導線となっていることが見えてくるからです。

事実、今回のパンデミックの中で、世界の多くの国々で、コロナワクチンの接種義務が課せられて、接種を拒否する人々があらゆる業種において解雇される場面がありました。全世界規模ではなかったにせよ、一部の地域において起こったことは、事実上、獣の刻印がもたらそうとしている状況と類似していたのです。

666とは実際に何なのか?

“17 また、その刻印を持っている者以外は、だれも物を売り買いできないようにした。刻印とは、あの獣の名、またはその名が表す数字である。18 ここに、知恵が必要である。思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。それは人間を表す数字であるから。その数字は六百六十六である。” 黙示録13章17~18節

該当の預言の中では、「刻印とは、あの獣の名、またはその名が表す数字である・・その数字は六百六十六である」とあります。つまり、666とは、反キリストの名前を表す数字であることがわかります。

聖書は、旧約聖書はヘブル語で書かれ、新約聖書はギリシャ語で書かれました。これらの言語は、それぞれのアルファベットを数字に置き換えることができます。

ですから、やがて登場する反キリストは、その名前をギリシャ語、あるいはヘブル語の数字に置き換えた時に、その数字の合計が「666」になるのでしょう。

※黙示録の預言はギリシャ語で書かれましたので、ギリシャ語に置き換える時に666になる、という可能性が第一にありますが、断定はしません。ヘブル語で置き換える時に666になるのかもしれませんし、どちらの言語に当てはめても666になる、という可能性もあるでしょう。

いずれにしても、現段階では反キリストが誰なのかはわかりません。それは登場してから、初めてそうだとわかるのです。

まとめ

最後に、今回の記事で確認してきたことをまとめたいと思います。

第一に、聖書は二千年も前から、世の終わりに全世界的な超管理社会が実現する時代が一時的に来ることを預言しています。それは獣と呼ばれる独裁者、反キリストへの礼拝を強制される時代であり、その時代は三年半続きます。またその時代は、反キリストの名前を表す数字「666」の刻印を受けることが強制され、それを受けることを拒否する人々は経済活動ができなくなったり、殺されたりするようになります。

第二に、今の世界を見ると、聖書が預言する「獣の時代」と同じ超管理社会を実現しようとする人々(グローバリスト)が存在しています。そして、昨今のパンデミックやデジタルワクチンパスポートは、明らかにその流れの中に組み込まれてきました。そしてこうした計画は陰謀ではなく、世界経済フォーラムのアジェンダとして、公に公開されています。

第三に、管理社会の実現に向けて、マイクロチップを導入する構想が事実として存在し、そのテクノロジーはすでに目の前にあります。そして、そのようなテクノロジーの導入と、聖書で預言されている「獣のしるし~666の刻印」には重要な共通点があります。

以上の点から、今私たちが生きている時代は、終わりの日についての聖書の預言が成就しようとする極めて重要な時代だと言うことです。具体的には、世界経済フォーラム(WEF)は2030年までに「私たちは何も持たなくなる」と掲げています。つまり彼らは、2030年までにはグレートリセットをもたらし、新しい世界秩序をもたらす構想を掲げているのです。

では、私たちはどうするべきでしょうか?この問題をどう考え、どう対処していけばいいのでしょうか?詳しくは、次回の記事でご説明したいと思いますが、一つだけ重要なことをお伝えさせて下さい。

聖書の預言、すなわち神のことばは、あなたを恐れさせ、失望させるためにこの預言を与えたわけではないのです。あなたを来るべき獣の時代から守ることのできるお方、反キリストの時代を三年半という短期間で終わらせ、正義と平和に満ちる世界をもたらすことのできるお方、神の独り子であるイエス・キリストによる希望をあなたに伝えているのです。

“主の大いなる輝かしい日が来る前に、太陽は闇に、月は血に変わる。21しかし、主の御名を呼び求める者はみな救われる。』” 使徒2章20~21節

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