「神との遭遇」キリストに変えられた元ヨガ講師―真の光への探求の全て
新著「神との遭遇」の紹介
当サイトのLifeStoryでも紹介している「マイク・シュリープ」、彼の著書の日本語訳版「神との遭遇~至高の体験」が、リーハイバレージャパニーズミニストリーより出版された。小型サイズで定価は約700円と割安なため、手軽に読んだり配布したりするのに適している。
本の中では、マイク氏がかつてヨガや東洋の宗教を通して真理を探求していく中で、どのように真の神と出会い、そして変えられていったのかが語られている。YouTubeの動画でも彼の経験を知ることができるが、本の内容の方がずっと丁寧に説明されているため、彼の証に興味がある人には是非一読をお勧めしたい。
また本の後半にかけては、マイク氏がかつて東洋の宗教を探求した経験を活かし、ヨガやニューエイジの思想と聖書の教えを比較し、それらがどのように異なるのかを解説している。専門的な知識も含まれ内容はやや固めだが、このジャンルに興味のある人にとっては重要で興味深いものとなるはずだ。
真理・真実を探求している人、ヨガやニューエイジの思想に興味がある人には、是非お勧めしたい一冊となっている。
興味深かった箇所の抜粋
神秘体験―白い光へ引き込まれる
「ある夜私は、探求者たちが「白い光へ引き込まれる」と表現する大きな霊的打ち破りを体験した。その時、自分の魂が体から抜け出て、非常に崇高で強烈に輝きに引き込まれたという強い感覚があった。」(22P)
マイク氏は、かつてヨガに専念していた時、このような神秘的で崇高と思えるような超常現象を体験している。その時の彼は、この体験が本物の神から来ていると解釈したが、今はそうではなかったと理解するようになった。
なぜなら、彼がキリストを救い主として受け入れた後に体験したものは、かつての「白い光」とは比べ物にならないほど素晴らしかったからだ。
「神の平安が、水々しい露のように私の魂を覆い、私は自分が変えられたことを知った。神は私の中に全く『新しい霊』を生み出され、私は全く『新しい人』となったのだ。」(36P)
「私はヨガの修行中、『生きる現実の神』を体験していたと思っていた。しかし、霊的に新生してからは、私はそれが正しくなかったことに気付いた。人格をもたない単なる生命力に遭遇することと、人格を持つ永遠の父なる神の愛の臨在に包まれることとは、比べものにならないほど違うのだ。」(37P)
キリスト教の排他性
「カトリック教徒として育てられた私は、十代の前半までは非常に熱心だったが、ある一つの宗教だけが神への唯一の道だという排他的な考えは、あまりにも浅はかで不合理だと思うようになった。」(12P)
かつてのマイク氏と同じような考えを持っている人は多い。特に日本人の多くは同じような考えを持っているし、またヨガやニューエイジの思想においても、同じような教えが主張されている。
しかし彼の場合、「本物の神」を真剣に求めていたこと、キリストの排他的な主張に耳を傾ける柔軟さがあったことが、大きな分岐点となったようだ。そして、マイク氏は最終的に次のように考えた。
「その主張をよく調べずに、キリスト教を拒絶することは自分に対しての不正であり、この世の救い主であると主張した神に対しても不公平である。・・・
もしイエスが本当に、彼自身が言っていた者だったとしたら、彼の教えを無視すれば、私は自分が熱心に探し求めていた答えそのものを見逃してしまうことになる。それに、イエスが人類の救いのために、自らが十字架につけられることをお許しになったのであれば、彼の言い分が真実である可能性に対して、少なくとも私は心を開くぐらいの借りがある。」(26P)
そしてマイク氏は、ある一日を取り分けて、キリストのために捧げてみたが、神はこの日に超自然的な方法でマイク氏を導き、彼に生まれ変わりを体験させたのだった。
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