元ホモセクシュアルのジョナサン―キリストの力で同性愛を克服する
荒れた青年時代―同性愛、ドラッグ中毒
ジョナサン・ハンターは、幼い時からアル中の父親と親密な関係を持てなかったことが原因で、父だけでなく男性に対しても相反する感情を持つようになっていった。そして、ジョナサンは心に闇を抱えるようになり、その闇は彼を同性愛の生活へと導いていった。
1979年には、彼は同性愛の生活にどっぷり浸かるようになっていた。当時はハリウッドで俳優を目指していたが、それは上手くいかず、やがてドラッグを乱用するようになった。そんなある日、コカインと間違ってPCP(幻覚剤)を使用してしまい、それが原因でドラッグ過多(オーバードーズ)になり、気を失った。数分以内に、ジョナサンは家の人に気を失っているところを発見され、救急車で運ばれた。彼は電気ショックで息を吹き替えしたが、気絶している間に「臨死体験」をした。
臨死体験中にイエスと出会い、人生を回顧する
ジョナサンは臨死体験の中で、トンネルを抜けて、その向こう側の光の世界へ導かれた。そこは、生きる知識と絶対的無条件の愛に満ちており、素晴らしい世界だった。そしてそこで、イエスと出会った。
その時、イエスは、ジョナサンに「ジョナサン、君の人生を見せたい。」と伝えた。すると、ジョナサンのそれまでの人生の様々な場面が映し出された。それぞれの場面において、自分がどんな気持ちだったのかもわかった。
人生の回顧が終わると、イエスは「ジョナサン、あなたは何を見たのか?」と尋ねた。彼は、「神よ、人生の全てが否定的で破壊的なものでした。」と答えた。ジョナサンの死後の世界の体験はそこで終わり、病院のベッドに戻された。
イエス・キリストを求め、同性愛から解放される
生還の後、ジョナサンはイエスを求めるようになっていった。しかし、彼はその当時まだ同性愛者として生活をしており、周りの友人たちは皆「イエスだけは選ぶな」と言った。キリスト教の教えは同性愛を罪としていたからだ。
しかし、周りの反対をよそに、ジョナサンは霊的な結びつきを欲するようになっており、イエス・キリストに最も魅力を感じるようになっていた。そしてついに、彼は身を捧げて、イエスを救い主として受け入れ、洗礼を受けた。
その後、彼はすぐには同性愛を捨てることはできなかったが、ある日主に「自分を造り替えてくれるよう」祈った。「自分はまだ同性愛を好むけど、同性愛がいけないものだということを教えて欲しい」
すると、神は彼に道を示し、教材のテープや周りのクリスチャンを通して、「キリストにあって、自分が誰であるか」というアイデンティティ(自己認識)が重要であることを示された。
そして、ある時教会で、ジョナサンは神の臨在に満たされた。その時の体験は、彼が臨死体験の光の世界で感じたものと同様であった。この体験を通して彼は、イエスと霊的にしっかりと結びつくことが重要であることを、はっきりと確信した。
エイズ患者として
1985年、ジョナサンはHIV陽性と診断され、愕然とした。しかし、彼はその状況を無駄にすることなく、エイズ患者をサポートする活動を、その後の人生で始めていくこととなる。自分の経験を通して、同じような問題や苦しみを抱えている人たちを励ますことができると思ったからだ。
その後、ジョナサンはこの活動を通して、「罪」が人の肉体、霊、感情にどのように作用するのか?キリストの力はその悪影響からどのように人々を解放することができるのかを、教材や講演を通して世界中で教えるようになっている。
同性愛を克服し、難病を患いながらも喜びを持って人生を生きているジョナサンの証は、多くの人に希望を与えている。
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