チャクラ覚醒者への悪霊追い出し~元ヨガのグル マイク・シュリーブ
先日、元クンダリーニヨガのグル(指導者)で、キリストのエバンジェリストとなったマイク・シュリーブさんに、ビデオチャットで悪霊解放を手伝ってもらう、という恵みが与えられました。ヨガや瞑想、スピリチュアルとの関わりによる悪霊の攻撃で悩まされる人や、悪霊追い出しについて学びたい方にとって、とても価値のある学びとなりましたので、こちらでシェアをさせていただきます!
※タイトルでは「チャクラ覚醒者」と表現しましたが、本記事では「チャクラは実在するものではなく敵の欺きである」ということを説明していきます。
YouTubeで悪霊追い出しの様子を公開中
今回の悪霊追い出し(解放)の様子は動画で録画してあるので、その様子をYouTubeチャンネルでも公開しています。ぜひ合わせてご覧ください。
解放セッションに至る経緯
解放を受けたのは、かつてヒンズー教系の瞑想コースを通してチャクラが開き、体内に入ってきたエネルギーに死ぬほど苦しめられたKさんです。Kさんはその後、そのエネルギーが悪霊であることに気づき、イエスを信じて救われました。救いを受けた時点で、Kさんはかなりの解放を経験し、ある程度元の生活が回復しました。しかしその後、十分な解放まで進むものの、色々な理由からまた逆戻りし、解放に苦労を覚えていました。
そこで私は、ヨガに精通するマイクさんならこの手の問題に詳しいだろうということで、リーハイバレージャパニーズミニストリーズを通じてマイクさんに質問する機会を得て、その流れで祈ってもらうことができました。解放前に、マイクさんがKさんに求めたことは、以下の三つです。
- ヨガに関係するすべての教えを手放して悔い改めること
- 家の中から異教・偶像に関連するものを全て取り除くこと
- 数日間の断食をすること
一番目については追って説明するので、まずは2~3番目の項目について簡単に触れておきます。
二番目の要求事項については、多くのクリスチャンの間での共通認識だと思いますが、家の中に偶像があれば、その偶像を通して悪魔の攻撃への扉を開くことになります。偶像の存在は、悪魔がクリスチャンを攻撃するための霊的な法的根拠となり、それを足掛かりに霊的に侵略してくるわけです。
三番目の断食の必要性については、クリスチャンの間で議論のあるテーマですが、悪霊の攻撃や影響が根深い場合、断食をして神と解放の業に集中し、霊的状態を高めておくのはふさわしいことです。
チャクラは敵の欺きであり実在しない
一番目の項目「ヨガに関係するすべての教えを手放して悔い改めること」に関しては、今回僕の中でも新たな重要な気づきがありました。それは、ヨガに精通したマイクさん自身が「私は、チャクラやクンダリーニなどというものが実際には存在しないと信じている。それは悪霊が、人々の人生に入り込むために考案した単なるアイデアである。」と言っていたことです。
「クンダリーニ:「インド哲学用語。原義は「とぐろを巻いている雌のへび」で,人間の個人存在の奥底にある活力,可能力を意味する。後代のヨーガおよびタントラの宗教によると,人間の脊椎の基底の近くに「根本の座」 m?l?dh?raと呼ばれる場所がある。クンダリニーはそこにひそむ神秘的な力で,それが人間の活動を支配し主宰する。それはまた性的な力でもあり,行者はクンダリニーがアートマンと合一することを目指す。」(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
「インドの神秘的身体論において,脊椎に沿っていくつかある,生命エネルギーともいうべきものの集積所。文字どおりには〈輪〉を意味する。ハタ・ヨーガやタントラ文献によれば,ふつうチャクラは六つあるという。」(世界大百科事典 第2版「チャクラ」の解説)
私は今、この考えに納得しています。僕は、チャクラというものがある程度存在し、そこが開いた人特有の何かがあるのかと思っていました。しかし、それが悪霊による単なるアイデアなのであれば、「チャクラがある」と信じるところから、すでに敵の欺きに入り始めていることになります。
確かに、チャクラというのが実在し、それが霊的に重要な意味を持つのであれば聖書に書いてあるはずですが、実際にはチャクラの覚醒によって得られるものはただ、悪霊との繋がりだけです。人間を創造した神のことばによれば、人生で重要なことは「チャクラを覚醒させる」ことではなく、「神の口から出る全てのことばによって生きること」なのです。
だから、解放をする側も、それを受ける側も、そういう敵の全てのシステムや考えを完全に破棄し、ただイエスの名を信じ、解放に臨む必要があるということを、今回の経験を通して理解しました。
悪霊追い出し、解放の祈り
当日になり、マイクさんとビデオチャットでつながり、悔い改めの確認をしてから、解放の祈りが始まりました。マイクさんが解放の祈りや宣言をし、僕がKさんの上に手を置いて、Kさんにも祈りを復唱してもらいました。マイクさんの祈りは、とても聖書的でシンプルなものでした。それは、イエスの血潮による罪のきよめ、解放の受け取りを宣言し、イエスの名と神の言葉に基づいて悪霊にでていくよう命じるものでした。
マイクさんは何度も、「It is written」(聖書に書かれている)というフレーズから、次のような神の言葉を宣言していきました。
「ですから、子があなたがたを自由にするなら、あなたがたは本当に自由になるのです。」(ヨハネ8章36節)
「子どもたち。あなたがたは神から出た者であり、彼らに勝ちました。あなたがたのうちにおられる方は、この世にいる者よりも偉大だからです。」(第一ヨハネ4:4)
「平和の神は、速やかに、あなたがたの足の下でサタンを踏み砕いてくださいます。」(ローマ16章20節)
これは、マタイの福音書でイエス様が悪魔に対抗する時に行ったことであり、極めて聖書的な方法です。神のことばは霊的な戦いにおける「剣」であり、霊的な権威があるからです。
イエスは答えられた。「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる』と書いてある。」(マタイ4:4)
「救いのかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい。」(エペソ6:17)
10~15分くらいのセッションで、Kさんは、足の下から聖霊が突き上げてきて、中にいる悪霊を上方に向けて退散させていくことを感じ、聖霊に満たされました。その場にいた友人も、同じ幻を神様から受け取り、確証が与えられました。ハレルヤ!Kさんは見事に大きな解放を受け、自由にされました。主の栄光をたたえます!
悪霊追い出しに関して今回のセッションを通して学んだことは、私たちは聖書の基本的な教えを大切にし、ただイエスの名に信頼する必要がある、ということです。
そして、ある種の解放に臨む際、主の権威が十分に働くためには、私たちの側にも満たさなければならない条件があり、敵から来るあらゆる欺きを手放している必要があるのです。
Kさんに解放を与えた主イエスの名を心からたたえ、神に感謝します!そして、解放をリードしてくれたマイクさん、つないでくれたリーハイバレージャパニーズミニストリーズの働きにも感謝します。
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