シリアを巡るロシアとアメリカの緊張が高まる!エゼキエル38章の預言の成就か?
Amir Tsarfati氏 中東アップデート|預言的な視点で読み解く
かつてアメリカと結ばれていた核合意は停止され、シリアを巡る、ロシアとアメリカの緊張は、これまでになく高まっているようだ。(以下のニュースでも報道されている。)
最近の中東の情勢は、旧約聖書エゼキエル38章における、「イスラエルを攻めるゴグとマゴグの戦い」に関する預言の成就の可能性を示唆している。その理由は、以下の通り
- 終わりの時代において、イスラエルに敵すると預言されている具体的な国名がリストアップされているが、現在それらの国々は、かつてなく連携を深めており、イスラエルに敵するようになってきている。
- 上記で言及した国々が攻め上る時、イスラエルは比較的平和に暮らしていると預言されているが、現在のイスラエルの繁栄は、かつてなく高まっている。
詳しくは、下記の動画で説明されている。
エゼキエル38章の預言「ゴグとマゴグの戦い」
38:2 「人の子よ。メシェクとトバルの大首長であるマゴグの地のゴグに顔を向け、彼に預言して、3 言え。神である主はこう仰せられる。メシェクとトバルの大首長であるゴグよ。今、わたしは、あなたに立ち向かう。4 わたしはあなたを引き回し、あなたのあごに鉤をかけ、あなたと、あなたの全軍勢を出陣させる。それはみな武装した馬や騎兵、大盾と盾を持ち、みな剣を取る大集団だ。
5 ペルシヤとクシュとプテも彼らとともにおり、みな盾とかぶとを着けている。6 ゴメルと、そのすべての軍隊、北の果てのベテ・トガルマと、そのすべての軍隊、それに多くの国々の民があなたとともにいる。
7 備えをせよ。あなたも、あなたのところに集められた全集団も備えをせよ。あなたは彼らを監督せよ。8 多くの日が過ぎて、あなたは命令を受け、終わりの年に、一つの国に侵入する。その国は剣の災害から立ち直り、その民は多くの国々の民の中から集められ、久しく廃墟であったイスラエルの山々に住んでいる。その民は国々の民の中から連れ出され、彼らはみな安心して住んでいる。9 あなたは、あらしのように攻め上り、あなたと、あなたの全部隊、それに、あなたにつく多くの国々の民は、地をおおう雲のようになる。(エゼキエル38:2-8)
まとめ
エゼキエル38章の預言と昨今の世界情勢については、追って詳しく解説する記事を公開予定だが、どちらにしても、以下の大事な点を抑えておく必要がある。
現代の中東を巡る情勢は、エゼキエル38章の預言の成就が近い可能性を、かつてなく示唆している。
またその事実は、大患難時代の到来がかつてなく迫っていることを示唆する事実でもある。
しかし、必ずしも預言の成就が近いと断定することはできない。
なぜなら、聖書の預言の成就は、歴史的に、人間の思惑を遥かに越えた形で成就することも多いからだ。
大事なことは、いつその時が来ても良いように、備えをしていることである。
クリスチャンであれば、常に霊的な眠りに陥ることが無いよう、よく用心していなければならない。
聖書をまだ知らない人は、今世界で起きていることの真の意味を理解することができるよう、答えを探し始める必要があるだろう。
「34 あなたがたの心が、放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに、その日がわなのように、突然あなたがたに臨むことのないように、よく気をつけていなさい。35 その日は、全地の表に住むすべての人に臨むからです。
36 しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」(ルカ21:34-35|イエス・キリスト)
【最近のコメント】