イエスの夢や幻を見て救われる世界中の人々―キリストは今も生きている
今回は、クリスチャントゥデイにて先日投稿されていた以下の記事から、特に興味深かった部分を抜粋して紹介する。キリストが今も生きていて、私たちと共におられることを知る上で、きっと役立つ内容となるだろう。
「イエスの夢を見て救われる人々」 親戚の殺害考えていたイスラム教徒、中国のシャーマン、IS戦闘員(クリスチャントゥデイ)
十字架上のイエスの夢によって導かれたイスラム教徒の証
同記事ではまず、キリストへの信仰を告白した親戚を殺そうとして、エジプトのカイロへ赴いたモスタファというイスラム教徒の男性の証が紹介されているが、最終的にはこのモスタファさんも、イエスの夢を見て、キリストへの信仰へと導かれた。夢に現れたイエスは、十字架にかけられた姿で、モスタファさんに次のように語りかけた、と言う。
「私がここまでしたのは、あなたを愛しているからだ。あなたに、罪から自由になってほしいのだ」
イスラム教を背景に持つ人々の25%以上が夢・幻で導かれる
モスタファさんだけでなく、世界中の多くのイスラム教徒が、夢や幻によって、改宗へと導かれている、という確かな事実があるようだ。例えば、元イスラム教徒で、今はパキスタンで数百の教会を開拓しているある牧師は、昨年にクリスチャンポスト(英語)の記事で、次のように語った。
「非西洋諸国では、直接対面して神の言葉を伝えることは非常に危険です」とその牧師は話す。「神は、夢を通して伝道者や牧師にさまざまなことを示します。東洋諸国には十分に教育を受けられない人々がより多くおり、そうした人々は聖書を読むことができないため、神はこのような方法を用いて彼らに伝道するのです」
未伝民族伝道の専門誌「ミッション・フロンティアーズ」(英語)による興味深いデータも紹介されている。それによれば、米フラー神学校の世界宣教学部(現・異文化研究学部)が、イスラム教の背景を持つキリスト教徒600人を対象に大規模なアンケート調査を実施したところ、実に「25パーセント以上」が、夢や幻を見たことで改宗に導かれたと回答したのだ。
イエス・キリストは今も生きている
では、これらの事実から、何が明らかになるだろうか?
世界中から寄せられる「イエスが夢や幻で現れた」という報告の数々は、今から二千年前に十字架上で死に、蘇られたキリストが、今も生きていることを明らかにしている。
そして、彼はただ生きているだけでなく、私たちと共におり、今でも、クリスチャンたちが展開する世界中の伝道活動において、自ら先頭に立ち、導きを与えているのだ。
「イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても地においても、すべての権威が与えられています。19 ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、20 わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」(マタイ28:18~20)
そして、こうした夢や幻による導きは、イスラム圏などの伝道が困難で迫害の厳しい地域や、教育が十分でないために、聖書の理解が困難な人々に対して、特に顕著に現れている。イエスは、私たちが救われるためにどんな導きを必要としているのかを理解し、その必要に合わせて助けを差し伸べているのだ。
世界の歴史には、偉大と称される様々な人々がいるが、このように、今でも生きていて、活発に伝道し、様々な奇跡を行い続けているのは、イエス・キリストただ一人である。
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