悪魔の仮面を剥ぐ―霊の戦いのバイブル|元魔術師 ジョン・ラミレス


悪魔の仮面を剥ぐ
悪魔の仮面を剥ぐ

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リーハイバレー・ジャパニーズ・ミニストリーズ・メディア (2016-10-28)
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霊の戦いで勝利をもたらす必読の一冊!

この本は、第一義的にはクリスチャンに向けて書かれているが、そうでない方にとっても、是非読むことをお勧めしたい。霊の世界で実際に起きている事柄について、衝撃を受けると同時に、生き方を改める良い機会となるだろう。

ジョン・ラミレス氏は、元ニューヨークで第三の地位に就いていた超高位の魔術師であり、25年もの長い間、その世界で悪魔の目的のために働いてきた。

前作の「地獄からの脱出」では、悪魔崇拝者だった彼が、どのような生活を送ってきたのか?いかに地獄のような生活から、イエス・キリストによって救われたのか?そのライフストーリーの一部始終が語られていた。

今回の二作目「悪魔の仮面を剥ぐ」では、実在する悪魔の王国を覆し、霊の戦いで確実に勝利するための全ての方法が、体系的にまとめられ、丁寧に説明されている。

内容については、終始、聖書の教えに立脚していると同時に、著者の元魔術師としての経験がフルに活かされているため、その方法は机上の空論ではない。

悪魔の仮面を剥ぐ―ハイライト

■第六章「悪魔の宗教」

今日安全だと思われている、あらゆる宗教の背後で、悪魔がどのように働いているのかが暴露されている。(オカルト、ニューエイジ、占い、タロットカード、エホバの証人など)聖書では、明確に否定されているこれらの宗教だが、実際に悪魔と共に働いた経験を持つ著者でなければ知り得ない、具体的な働きに関する説明はとても興味深い。

例えば、多くの日本人は、「死者の霊」が地上を徘徊していると考えているが、ラミレス氏の経験からすれば、これらは明らかに「使い魔」と呼ばれる悪霊であり「死んだ人のふり」をして、人々を騙しているのだ。(もっとも、このような事実は聖書から読み取ることができる)

クリスチャンでも悪霊に憑かれる

ラミレス氏によれば、霊の戦いにおいて、キリストは既に勝利を収めているが、その勝利を行使するのは、教会やクリスチャン各個人の責任にかかっている。

そして、クリスチャンとなり約束の聖霊で証印を押されていても、神の教えに従わず、悔い改めて赦しを得ていない罪があれば、その罪が原因となって、肉体や魂のある部分が悪霊に占拠されることがある。

私もかつて、悪霊追い出しの現場を見たことがあるが、その場にいるたくさんのクリスチャンから、咳や涙などと共に、大量の悪霊が出てきたのを見たことがある。

信じることはあくまでスタートラインであり、そこから信仰をもって、神の教えに忠実に生きていくことが、いかに大事なのかが、よくわかる事例だと言えるだろう。

悪魔の戦略の暴露と覆す方法

元悪魔崇拝者でなければわからないような、霊界での悪魔の戦略が、一通り暴露されている。さらに、イエス・キリストの権威を行使して、いかに効果的に悪魔の策略を覆していくことができるのか?極めて実践的な内容の一部始終が説明されている。

教会でも、個人でも、この一冊があれば、すぐにでも実践することができるだろう。

最後に、本で書かれている内容の全てには同意できない、というクリスチャンもいることだろう。しかし本書は、そのような人にとっても、細部における違いを乗り越えて、霊の戦いの本質について、多くの気付きを与えてくれる一冊となるだろう。

悪魔の世界をリアルに体験した著者の真摯な証として、真理を求める全ての人に、一読をお勧めしたい。

■本の目次の紹介

中身の全体を把握したい方のため、以下に目次を紹介する。

  1. ずる賢い蛇
  2. アイデンティティーを盗む―悪魔の得意なゲーム
  3. 開いた扉を閉じる
  4. 神の声と悪魔の声
  5. 教会を破壊するイゼベルとデリラの霊を暴く
  6. 悪魔の宗教(悪魔によって運営されている宗教の一覧)
  7. 霊の戦いで反撃する。
  8. 地獄の門を破壊する
  9. 霊の戦いの際の警報
  10. 霊的な解放のためのガイド
  11. 「私は死んだ」
  12. 手紙

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2件のフィードバック

  1. #61&#112 より:

    ・#61ある女性伝道師が、あなたの中のサタンを追い出すと言って、 「サタンよ、出て行け」と数回叫び ました。クリスチャンには聖霊が宿っているのに、サタンが住み つくのでしょうか。【3分でわかる聖書】

    ➡ https://www.youtube.com/watch?v=OvKjOCPEp94&list=PLQ19z6ZsfJHyF4rAvDewELJHdSeUmMreS&index=61

    Harvest Time Ministries ハーベスト・タイム・ミニストリーズ
    YouTubeにて 2015/03/19 公開の動画

    ・#112 クリスチャンにも悪霊は憑くことがありますか。【3分でわかる聖書】

    ➡ https://www.youtube.com/watch?v=fA2K64nc3VY&list=PLQ19z6ZsfJHyF4rAvDewELJHdSeUmMreS&index=112

    Harvest Time Ministries ハーベスト・タイム・ミニストリーズ
    YouTubeにて 2017/02/27 公開の動画

    上記の動画を紹介いたします。

    神の御心ならば、わたしたちが正しい教えに立つために
    上記の動画を用いてくださるでしょう。

    • true-ark より:

      動画のご紹介ありがとうございます。すでに拝見したことのなる内容でした。

      まず、誤解の無いようお伝え致しますが、当サイトではハーベストタイムのメッセージを多数ご紹介しており、中川牧師を個人的にも尊敬しております。また多くの聖書理解において、当サイトの立場とハーベストタイムは共通点も多いです。以上のことを踏まえ、当サイトの見解として、次の点をご返信させていただきます。

      ■女性牧師
      「#61ある女性伝道師が、あなたの中のサタンを追い出すと言って、 「サタンよ、出て行け」と数回叫び ました。クリスチャンには聖霊が宿っているのに、サタンが住み つくのでしょうか。」

      この女性牧師が、一般信徒の中にも、頻繁にサタンが入り込むと考えているなら問題があります。サタンは偏在しないからです。しかし、全ての悪霊はサタンの権威下にありますので、そのような意味でこの言葉を用いているのであれば、大きな問題は無いと思います。これ以上のことは本人に聞かないとわからないと思います。

      ■「クリスチャンにも悪霊は憑くことがありますか。」

      ・救われたクリスチャンはキリストの所有物であり、その霊は聖霊によって証印を押されており、その身体は神の神殿です。ですからキリストの律法に基本的な従順を示しているクリスチャンが悪霊に憑かれることは考えられません。ですので、議論の対象となるのは、習慣的な罪を犯し、悔い改めていないクリスチャンだと言えます。(結構たくさんいます。)

      ・私が知る限り、クリスチャンでも悪霊に憑かれる場合があると主張する著名な伝道者が、少なくとも三人いますが、彼ら全員が悪霊追い出しを十数年と現場で行っている人々です。

      ・そして実際に、わたし自身、以前にある教会で公の悪霊追い出しを行った現場に居合わせたことがありますが、周りのたくさんのクリスチャンから、悪霊が出てきました。しかも彼らは、わたしが普段からよく知っていたクリスチャンだったのです。

      ここで、神学の結論と、現場での体験に相違がある場合、どう捉えるべきなのか?という問題が生じます。そして、このテーマにおいて、可能性のある結論は、以下のようになります。

      1:体験に問題がある。
      2:聖書に誤りがある。
      3:聖書も体験も正しいが、他の解釈の余地がある、

      1:体験に問題があるのか?
      わたしが居合わせた悪霊追い出しの現場において、悪霊が実際に出てきた周りのクリスチャンたち全員が、実は救われていないクリスチャンだったとは全く考えられません。人数も多いですし、普段からよく知っていた人たちだったからです。そして、この体験は、他の悪霊追い出しのベテランの方々の体験報告とも一致しています。
      体験に問題があった可能性はとても低いと思います。

      2:聖書に誤りがあるのか?
      それは考えられません。

      3:聖書も体験も正しいが、他の解釈の余地があるのか
      この可能性が最も高いと思います。聖書が教えていることは、人間は「肉体・霊・魂」の三要素から成っている、ということですが、悪霊に憑かれる、という現象が、実際にこれらの三要素とどう関連性があるのか、詳細なメカニズムは解明されていません。

      また、「肉体・霊・魂」における相互の関連性についても、聖書は詳しいことを述べていません。エレル・ミニストリーのピーター氏の見解によれば、信者の霊はキリストの所有物となっているが、罪を犯し続けることによって、肉体の部分において悪霊から要塞を築かれる場合がある、と說明しています。

      いづれにしても、詳細なメカニズムが明らかにならない限り、聖書の言葉の意味を完全に定義づけることができず、結果的に、現時点で聖書から確かなことを断定するのは難しいと判断しています。

      そして、結論として重要な点だといえるのは、クリスチャンが習慣的に罪を犯し続け、なおかつ悔い改めないなら、悪霊が憑こうが憑くまいが、悪霊の「影響下に置かれる」ことは間違いありません。どちらにしても、私たちは敵の策略に無頓着であってはならない、このことが最も重要だと思います。

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